天草拓心高校マリン校舎の学生発案!苓北にこにこ歴史ツアー

熊本県立天草拓心高等学校では、身近な課題について考え、解決策を探っていく高校の授業の一環で、苓北町の町の良さをもっとアピールして観光客を呼び込めないかと考え、町役場と協力してツアーコースを作りました。苓北の歴史や文化に触れながら、おいしいものも楽しめるコースにしました。

天草拓心高校マリン校舎 普通科総合コース2・3年生の皆さん

高校生の皆さんが作ったツアーコース紹介動画です!


 

コース案内


所要時間 ゆっくり歩いて約4時間

距離 約9㎞

1.富岡港船客待合所(スタート地点)→ 2.百閒土手 → 3.富岡稲荷神社 → 4.富岡ビジターセンター → 5.富岡海域公園展望所 → 6.賴山陽公園 → 7.雲舟窯 → 8.黒瀬製菓舗 → 9.富岡吉利支丹供養碑(千人塚) → 10.天草洋 → 11.ウッディーハウス → 12.國照寺 → 13.トルレス神父記念広場 → 14.志岐城跡 → 15.麟泉の湯


01富岡港船客待合所 富岡港は、熊本県と長崎県(長崎市茂木港)を結ぶ重要な交通機関として地域の生活・産業・観光振興において大切な役割を担っています。2018年にリニューアルオープンした富岡港船客待合所には、苓北町の特産品である海産物などが揃っています。天草のお土産も充実しており、ご家族・ご友人にいかがでしょうか。

 

富岡港船客待合所

●営業時間 9時~18時 ●定休日 なし ●駐車場あり

02百閒土手 島原・天草一揆後、富岡城主になった山崎甲斐守家治は、城の守りを堅固にする為、当時入り江だったこの場所に土手を築いて汐を堰き止め、土手の内側にあった屋敷を移転させ、川の水を湛えて内堀にしました。土手の長さ170.1m、上部の道幅4.7m、高さ8.1mの石垣で、北下は袋池となっています。この土手の端に水路を造って堀の水位を一定に保ち、この水路の上に廊下橋を架け、戦の場合はこれを壊せるようになっていました。

 

百閒土手

●駐車場あり(少し離れたところにあります)

03富岡稲荷神社

袋湾から富岡城へとつづく山腹にずらりと立ち並ぶ真っ赤な鳥居。富岡稲荷神社は、五穀豊穣と商売繁盛を祈る神社として知られます。富岡城跡へと上る林道沿いにあり、木漏れ日と鳥居のコントラストが美しいことから、写真愛好家にも人気のスポットです。
港側の鳥居の奥には、石塔がひっそりと佇んでいます。江戸時代、船の行き来が多かったため、目印として灯りをともし灯台として使われていたようです。

真っ赤な鳥居が立ち並びます

港側の鳥居の奥に、江戸時代に灯台として使われた石塔があります

 

富岡稲荷神社

●駐車場あり(少し離れたところにあります)

04富岡ビジターセンター

富岡城は、1601年に天草の領主となった肥前唐津藩の寺沢志摩守広高によって1602年頃から築かれました。寺沢氏は、富岡城に藩代を配置し天草を統治しました。1637年島原・天草一揆で一揆軍から攻撃を受けました。
この乱後、山崎甲斐守家治の領地となり、山崎氏は大規模な修築及び拡張を行い現在に見られる富岡城の形ができました。山崎氏の後に天草は天領となり鈴木代官の時代を経て、戸田伊賀守忠昌時代の1670年破城され再び天領となりました。天領時代は、三の丸に代官所がおかれ天草の行政の中心となりました。現在富岡城の本丸跡に「熊本県富岡ビジターセンター」が整備されており、2005年4月に完成しました。さらに、櫓(やぐら)・高麗門等を整備し、当時の富岡城が蘇りつつあります。ビジターセンターでは、雲仙天草国立公園の内容を紹介するとともに天草地域の魅力ある自然景観、歴史、文化環境等についての情報を発信しています。近隣の苓北町歴史資料館も見どころ多数です。

 

富岡ビジターセンター

●開館時間 9時~17時(最終入館16:45) ●休館日 毎週水曜日(祝日の場合は翌日)
●駐車場あり/30台(少し離れたところにあります)

05富岡海域公園展望所

海洋景観と吉利支丹の哀史で有名な国立公園天草が1970年7月に日本初の海中公園として指定され、この一帯は天草灘の男性的な風景の中に岩礁や断崖が絵の様に連なっており、暖海または亜熱帯性の海域であるだけに、海水の透明度も優れ海中には他では見られない美しい形や色とりどりのサンゴ、魚類、海藻類等が賑やかです。潮流の働きでできたといわれる、陸繁島や砂嘴も特徴のひとつです。海中公園を眺める展望所として整備されています。

 

富岡海域公園展望所

●駐車場あり/20台

06頼山陽公園

賴山陽先生の真筆を写真版として碑面に刻んだ碑や、賴山陽先生について説明するナレーション機や、休憩所などがあります。
賴山陽先生は幕末の儒学者で、1818年茂木(長崎県)から富岡を目指している時、船の中で「泊天草洋」が作られたと言われています。整備された賴山陽公園では、1~3月にかけては公園内に熊本県指定天然記念物のハマジンチョウが淡い紫色の可憐な花を咲かせます。

詩碑解説

ハマジンチョウの花

 

賴山陽公園

●駐車場あり/5台

07雲舟窯
富岡海水浴場や賴山陽公園の近くに構える工房です。こちらのおすすめのポイントは、初めての方でも気軽に陶芸体験ができるところです。誰でも体験できる3つのコースがあり、自分たちで作って、楽しめて、思い出の品が作れます。旅の記念にいかがでしょうか。

展示室の様子

日常使いしやすい器が並びます

 

雲舟窯

●営業時間 10時半~17時 ●不定休 ●駐車場あり/1台 ●要予約(雲舟窯080-5254-7915

08黒瀬製菓舗

明治初期から続く和菓子の老舗。一番人気の菓子は柿゛大将。全国菓子大博覧会で金賞を受賞した和菓子の一つです。また、多くの著名人も訪れており、壁は色紙で埋め尽くされています。旅のお土産にいかがでしょうか。

店内の様子

名物 柿゛大将

 

黒瀬製菓舗

●営業時間 9時~18時 ●店休日 毎週木曜日、元日
●駐車場あり/5台〜10台 ●決済方法/現金、電子決済(PayPay)

09富岡吉利支丹供養碑(千人塚)
この碑を地元では首塚、又は千人塚と呼んでおり、1637年の天草・島原の乱で命を失ったキリスト教徒一揆軍の3分の1ほど、約3300人余の首が葬られています。天草・島原の乱から10年後の1647年に、初代の代官鈴木重成の手によって供養碑が建てられ、霊を慰めたと言われています。 歴史を感じてみませんか。

千人塚説明碑

 

富岡吉利支丹供養碑(千人塚)

●駐車場あり/小型15台、大型5台

10天草洋 店内では、天草灘で採れた新鮮な海の幸を楽しむことができます!富岡西港から約1kmの距離にあるという海を感じられるロケーションも魅力です。天草名物の「緋扇貝」や「岩牡蛎」を食べるなら、是非とも行きたい懐石料理店です。

緋扇貝がふんだん!「夕映え定食」

岩牡蛎定食

 

天草洋

●定休日/毎週月曜日 ●駐車場あり/20台

11ウッディーハウス

カレーが自慢の洋食屋さん。店は田畑に囲まれ、のどかな雰囲気です。洋食だけでなくコーヒーなどのカフェメニューも楽しむことができます。お一人様にもおすすめのお店です。一息いかがでしょうか。

国道から見える看板

人気のカレー

 

ウッディーハウス

●営業時間 【昼】10時~15時 【夜】18時〜22時半 ●店休日 毎週日曜日
●駐車場あり/10台 ●決済方法/現金、くまモンのICカード

12國照寺


天草曹洞宗そうとうしゅう西の旧本寺である当山は、寺号を、萬松山功徳林ばんしょうざんくどくりん國照寺と称します。
徳川幕府は天草島原の乱後、1641年(寛永一八年)に天草を直轄領(天領)とし、鈴木重成しげなり代官が着任して乱後の治世に当たりました。
1644年(正保元年)6月、重成公は、兄石平正三大菴主せきへいしょうさんだいあんじゅう開基かいき勅特賜了外廣覺禅師一庭融頓ちょくどくしりょうがいこうかくぜんじいっていゆうとん大和尚を開山かいさんとして、萬松山ばんしょうざん國照寺を創建しました。
創建の目的は様々であったと思われますが、天草島原の乱の犠牲者の追善供養・仏法興隆・民心の安定を図ること等が推測されます。
山号さんごう萬松山功徳林ばんしょうざんくどくりんは、開基正三大菴主しょうさんだいあんじゅうの父・萬松院殿ばんしょういんでん月巖照心居士、母・功徳院殿くどくいんでん桂壁貞芳大姉に由来しています。
当山は、天草四ヶ本寺(國照寺・東向寺・円性寺・崇円寺)の一つとして旧幕時代には寺領四十五石でしたが、1873年(明治六年)、上地じょうちとなりました。
1649年(慶安二年)には、裏山に「新四国八十八箇所霊場」が設けられました。民心の安定を図るために設けられた霊場であり、毎年3月21日の大師祭は國照寺の重要な年中行事となり、大勢の参詣者で今なお盛況です。
1838年(天保九年)に完成した裏庭の庭園は、広大な寺域の中に自然の美を巧みに生かした禅庭園であり、苓北町指定文化財となっています。
現在、國照寺に安置されており苓北町指定文化財となっている阿弥陀如来と二十五菩薩(一佛二十五菩薩)は、元々は圓通寺の本尊様です。
一佛二十五菩薩は、天領天草の初代代官として鈴木重成公が御来島の折、愛知県の足助あすけの地より遥々御同道いただいた因縁深い阿弥陀様と菩薩様方です。

國照寺の石橋

阿弥陀仏如来像と二十五菩薩(「一佛二十五菩薩」)

 

國照寺

●駐車場あり/3台 ●料金無料

13.トルレス神父の記念広場

1566年志岐城主であった志岐麟泉はキリスト教の日本布教長のトルレス神父に来島を要請しました。要請に応じてアルメイダ修道士が派遣された志岐は、天草で最初のキリスト教の伝来地となり、その後、キリスト教は志岐を中心に天草全土に広がり「天草はキリシタンの島」と呼ばれるようになりました。
現在は志岐城跡のふもとに志岐麟泉とトルレス神父を顕彰する広場が整備され、碑にはその歴史が記されています。

タイル画と説明碑

説明碑

 

トルレス神父の記念広場

●駐車場あり/10台

14志岐城跡

1205年、菊池氏一族の志岐光弘が志岐六ヶ浦の地頭に補された後、築城したと言われており、城はその後廃虚となり今は昔日の面影をわずかに残しています。また苓北(富岡方面)を一望できる絶景スポットでもあります。町の先には青々とした海が広がって見えます。一休みできる椅子があり、音声ガイドの案内も設置されているので自分のペースでのんびり歴史に触れることができます。トイレも設置されています。苓北の雄大さを感じてみませんか。

説明看板

志岐城跡から見る富岡方面の眺め

 

志岐城跡

●駐車場あり/小型3台

15麟泉の湯

天草灘に沈む夕陽を眺めながら、ゆったりと温泉に入ることができる温泉施設です。泉質は、弱アルカリ性単純温泉で、疲労回復や腰痛などに効果があります。また、家族風呂や気泡風呂、サウナなど種類が豊富です。天草で唯一の、家庭で温泉を楽しめる温泉自動販売機も設置してあります。

天草灘を臨む大浴場

開放感のある休憩室

 

麟泉の湯

●営業時間 10時~21時 ●休館日 毎月第1、第3木曜日(祝日の場合、翌日)

スタート地点の駐車およびゴール地点からスタート地点への移動手段の案内

 

スタート地点(1.富岡港船客待合所)
富岡港船客待合所の駐車場(無料)をご利用ください。

ゴール地点(15.麟泉の湯)
産交バスをご利用の場合(全日運行)
麟泉の湯から徒歩約20分で「シープル前」バス停へ移動。

「産交バス富岡港行き」に乗車、終点「富岡港」下車。
所要時間約10分、運賃250円。「シープル前(富岡港行き)」バス時刻表

苓北町巡回バスをご利用の場合(曜日別運行)
苓北町巡回バスは苓北町が運行する無料のバスです。乗車の際、運転手へ「富岡港にて下車する」旨をお伝えください。※12/29~1/3は運休。道路事情・車両故障等により予告なしに運休する場合があります。

時刻表日曜日・水曜日・第5木曜日月曜日・金曜日・第2木曜日
温泉センター(麟泉の湯)13:5015:00
富岡港14:2015:30

タクシーをご利用の場合
苓北タクシー(0969-35-0075

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